こんにちは
これから犬を飼おうと思っている方は子犬がいつもすぐ近くて色々なかわいい表情を見せてくれ、その子犬に日ごろの疲れを癒してもらっているご自身の姿を想像していらっしゃるのではないでしょうか?
もちろんかわいい姿は癒し効果抜群ですが、愛犬と共に同じ時間を過ごす事で得られる幸福はこんなものではありません。
犬を飼っていない人と比べ心身が健康になる割合が高い
何故かと言うと、愛犬のために毎日散歩に出かけるようになりそれまで運動の習慣が無かった人も毎日歩く習慣が出来たからです。
それによってためたくさんの健康状態が改善されたたと言うことです。
私の家の近所にも足の悪いお婆さんがお婆ちゃん犬とゆっくり散歩しています。
たまにお散歩中に公園で会うのでお話をするのですが、やはり散歩する事で部屋にこもる事も無いし犬を連れている事で小学生や他の愛犬家の人達から声を掛けられるのが楽しいので多少足が痛い日でも散歩するそうです。
そして、健康になるもう一つの大きな理由は、愛犬と触れ合うことでストレスが軽減されるという事です。
愛犬がまっすぐこちらを見つめてくれると、とても愛おしい気持ちがあふれてきます。
これはオキシトシンと言うホルモンが分泌されるからで、このオキシトシンと言うホルモンは、母乳の分泌を促す働きがある事などから「幸せホルモン」「愛情ホルモン」などと呼ばれていて、血圧を下げたり気持ちを落ち着かせる効果もあると言われています。
このオキシトシンは飼い主さんとアイコンタクトをとることによって愛犬の体内にも出てくるので愛犬を癒す事もできます。
ぜひ、見つめあいながらたくさん撫でてあげましょう。
家族構成によって得られるそれぞれの効果
一人暮らし
一人暮らしの場合、会社に勤めている限りどうしても一人でお留守番をさせる時間が長くなってしまうので飼う事をためらうかたも多いと思います。
確かに毎日朝早くから夜遅くまで家に帰れないような状況のかたは、犬を飼うべきではないと思います。
ですがいつもある程度の時間を愛犬と過ごす事が出来る場合はとても素晴らしいパートナーとなってくれる事でしょう。
今まで誰もいない部屋に帰ってその後も一人で過ごしていた人にとっては、玄関のドアを開けた瞬間嬉しそうに駆け寄って来てくれる愛犬の姿はたまらなく愛おしいものです。
たとえ仕事で嫌なことがあったとしても一瞬で忘れてしまう事でしょう。
自分が動くたびに一緒について来るしずっと離れずそばにいてくれる。
休みの日など下手したら一言も声を発しないで一日が終わることもあったかも知れません。
ですが「おはよう」と言う相手がいる。落ち込んで元気がない時もそばにいてまっすぐこちらを見てくれる・・・その時あなたは「自分は一人じゃない、この子のためにもがんばろう」そう思えるはずです。
赤ちゃんがいる
お子さんが1歳になる迄の間に犬と過ごすと5~6歳頃までにアトピー性皮膚炎を発症するリスクが約半分に減るそうです。
赤ちゃんの内に動物園に連れて行くと免疫が強くなると言われている理由と同じかもしれませんね。
何でも除菌して菌に触れさせないのが赤ちゃんをあらゆる感染から守ると言う事にはならないようです。
そして子供の成長のそばにいつも愛犬がいることは子供にとってとても大きなプラスとなるでしょう。
それは子供の身体的にも精神的にもとても良いことがたくさん有る事が研究でも分かっています。
とても良い遊び相手、そして良い相談相手になってくれる事は間違いないでしょう。
そして最後は自らの命を懸けて、私たちにとても大切な事を教えてくれます。
愛犬との別れを親子で乗り越えて行く経験は何事にも代えられないものとなるでしょう。
まとめ
人は自分のためだけにずっと頑張り続けることは難しいと言います。
その時、たとえ自分がどんな立場だったとしても心から愛おしいと思える存在がいるという事は、とても大きな力となるはずです。
もちろん大切な家族が増えるわけですから、毎日の散歩や食事のお世話、トイレの処理など手間や面倒な事は増えるでしょう。
もちろん愛犬の一生が幸せなものになるのか、不幸なものになるのか、その責任はすべてあなたにかかっています。そう考えると飼う事をためらってしまうかも知れませんが そのかわり愛犬が与えてくれるものはとても貴重で他では得難いものです。
もしあなたに愛犬となる子の人生に責任を持つ覚悟が出来ているなら、手間やデメリットばかりを考えて、愛犬との生活をためらう事は、とてももったいない時間だと思います。
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